中国南部にある広東省の河源市(かげんし)で4月19日、道路の舗装工事をしていた建設作業員が、恐竜の卵の化石43個を発見した。そのうち19個は完全な形で残されており、最も大きいもので直径が7インチ(約18センチ)以上もあった。
1990年代以来、河源市周辺では恐竜の卵の破片が多数発見されていて、中国の「恐竜の故郷」というニックネームで呼ばれている。河源博物館には世界最多の1万8個の恐竜の卵が収蔵されており、これは2004年にギネス世界記録として認定されている。
中国中央電視台(CCTV)によると、河源博物館の学芸員である杜衍禮氏は「この地域にある赤い砂岩地層は化石の保存状態が良好で、卵の化石がごく普通に見つけることができます」と述べた。
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、市中心部で化石が発見されたのは今回が初めてだという。
恐竜の種類を確定するため、化石の卵は今後、調査される予定だ。
2015年4月19日、中国河源市の道路の舗装工事中、発見された恐竜の卵の化石を運ぶ中国の作業員。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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