まるで本物のクモが頭にいるみたい…。

歌手のデミ・ロヴァートさんが、Instagramストーリーで新しいタトゥーを披露しました。

描かれているのはクモ。陰影が付いた3Dデザインで、そのリアルな姿はロヴァートさんの側頭部をクモが歩いているようです。

ロヴァートさんは、タトゥーを入れる様子も投稿しています。

手掛けたのは、マイリー・サイラスさんやジャスティン・ビーバーさん、ゾーイ・クラヴィッツさん、ドレイクさんらにもタトゥーを施してきた、ロサンゼルスの人気タトゥーアーティスト、ドクター・ウーさん。

ウーさんもロヴァートさんのタトゥーを投稿し「デミのためにおばあちゃん🕷」とコメントしています。

おばあちゃんグモは、アメリカ先住民の神話に出てくる生き物で、ロヴァートさんはタトゥーと一緒に、ストーリーテラー、マリリン・キンセラさんの「おばあちゃんグモ、光をもたらす」の言葉を引用。

次のように書かれています。

「私たちに多くのことを教えてくれたのは、おばあちゃんグモだった。彼女は私たちに陶芸や織物を教えてくれた。炎と光と暗闇を教えてくれた。クモの巣の上ではみんなが繋がっていて、この世界には私たちひとりひとりのための場所があると教えてくれた」

キンセラさんはこの物語を、チェロキー族の物語を土台にして作ったと説明しています。

温かさを感じるクモのストーリー。タトゥーがリアルすぎて、本物のクモと間違われ、思わず頭を叩かれる…なんてハプニングが起きないことを願います。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。