アニメ版ゴジラ、主人公は「DEATH NOTE」夜神月の宮野真守が抜擢されたぞ

『GODZILLA 怪獣惑星』の予告編が解禁。主人公の声を担当するのは宮野真守だ。

Open Image Modal

アニメ・ゴジラの"顔"が明らかに 『GODZILLA 怪獣惑星』予告編解禁

 ゴジラ映画史上初のアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』(11月17日公開)の予告編が、18日から順次劇場上映されることに先立ち、WEBで先行解禁された。先月公開となった特報ではよく見えなかったゴジラの"顔"と"動く姿"をわずかに見ることができる。

 予告編は、「20世紀最後の夏、その日初めて人類は地球という惑星の支配者が自分たちだけではないと知った...」という主人公ハルオ(CV:宮野真守)のモノローグから始まる。2万年ぶりに人類が帰還した地球は、ゴジラを頂点とする生態系に変わり果てた世界となっていた。ゴジラに両親を殺され、復讐に燃えるハルオにメトフィエス(CV:櫻井孝宏)は「ヤツは、決して人類を見逃さない」と冷静に告げる。その"ヤツ"こそ、2万年後の地球の"主"であるゴジラを指していた。ゴジラに正面攻撃を仕掛けるホバー部隊による空中戦や、大地を焼き尽くす爆撃戦など、人類とゴジラの"因縁の戦い"のはじまりを切り取った、迫力ある予告編となっている。

 巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。

 移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時、目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。

 だが、帰還した地球は、既に2万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は...。

 本作に登場するゴジラは、金属に極めて酷似した筋繊維の集積体で強い電磁気を発生させる特性を持つ体組織で、歴代最大となる膨大な質量を支えている。地球の生命淘汰(とうた)の果て、植物を起源に持つ超進化生命体として2万年の永き時を生きながらえた存在として、人類に立ちはだかる。

【関連記事】