トルコ・イスタンブールの国際空港で自爆テロ、多数死亡 その爆発の瞬間(動画・画像)

トルコ最大の都市イスタンブールのアタチュルク国際空港で6月28日、3人の自爆テロ犯が爆弾を爆発させ、少なくとも32人が死亡、88人が負傷した。
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Forensic police work the explosion site at Ataturk airport on June 28, 2016 in Istanbul after two explosions followed by gunfire hit Turkey's biggest airport, killing at least 28 people and injured 20. All flights at Istanbul's Ataturk international airport were suspended on June 28, 2016 after a suicide attack left at least 10 people dead and 20 others wounded, Turkish television stations reported. / AFP / OZAN KOSE (Photo credit should read OZAN KOSE/AFP/Getty Images)
OZAN KOSE via Getty Images

トルコ最大の都市イスタンブールのアタチュルク国際空港で6月28日、3人の自爆テロ犯が爆弾を爆発させ、少なくとも32人が死亡、88人が負傷した。AFPなどが報じた。

トルコのボズダ―法相は「3人の容疑者のうちの1人は自動小銃を乱射させた」と述べた。トルコの政府高官はワールドポストの取材に「警察は空港の保安検査ゲートの外側で容疑者たちに発砲した」と述べている。また、容疑者はゲート前で爆発物を爆発させたという。

「警察は国際線ターミナルの入り口でセキュリティチェックの前に容疑者に発砲し、容疑者を制圧しようとした」と政府高官は述べた。

SNSに投稿された現場の映像では、流血した負傷者がイスタンブール市内へのタクシー乗り場ターミナルの外で横たわっている。

現場の目撃者はトルコのメディア「Haberturk」に、「襲撃が起きた時、私は母親が飛行機に搭乗する付き添いで来ていました」と述べた。「私はすぐに駐車場に行き、みんなちりぢりになって逃げていきました」

トルコ最大のアタチュルク国際空港は、イスタンブールに繋がる主要国際空港だ。地元メディアによると、襲撃事件が発生した時すべてのフライトが中断し、Facebook社は周辺地域の安全確認情報を流した。

ターミナルにいた女性の話によると、国内線ターミナルの旅行者たちは親族などに電話をかけ、インフォメーションセンターに待機していた。その女性は事件発生当時、空港職員や警備が誰もいなくなったため、ニュースで最新の状況を把握していたという。

トルコはこの数カ月、観光客と警察を狙った攻撃にさらされ続けている。これまでの攻撃については’自称IS(イスラム国)の戦闘員が犯行声明を出している一方で、トルコ南部で政府と戦闘を続けるクルド人武装勢力は、他に犯行グループがいると主張している。

Osman Orsal / Reuters
救急医療隊員が負傷者をストレッチャーで搬送する。
ASSOCIATED PRESS
爆発が発生した後のアタチュルク国際空港入り口\n\n
Reuters
アタチュルク国際空港の床に置かれた自動小銃
Osman Orsal / Reuters
ターミナル内を歩く警備部隊\n\n REUTERS/Osman Orsal
Gokhan Tan via Getty Images
ターミナルから避難する乗客。\n
Gokhan Tan via Getty Images
警察が現場を封鎖し、空港の外で待つ乗客の関係者立ち。\n

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。