総合格闘技(MMA)の大会「RIZIN」(ライジン)が7月30日、さいたまスーパーアリーナであり、タレント野沢直子さんの長女で格闘家の真珠・野沢オークライヤーがバンタム級トーナメント1回戦に出場、日本デビューを飾った。朝日新聞デジタルなどが報じた。シーナ・スター(アメリカ)に一本勝ちした。
米国で生まれ育ち9歳から空手を始めたという23歳の真珠は、今年2月に米国内でMMAデビュー。今回が初の国内プロ大会参戦だった。リングサイドで直子さんが見守る中、真珠は空手仕込みの前蹴りにパンチを交えてロープ際に追い詰めると、組み付いてテイクダウン。マウントポジションからシーナの顔面にパウンドを振り下ろす。真珠が馬乗りのまま、長い足を生かしたフットチョークでシーナの首を押さえつけながら、左腕を取って腕十字固め。シーナはたまらずタップした。
(野沢直子さん娘・真珠オークライヤー勝利 国内初MMA - 朝日新聞デジタルより 2017/07/30 19:31)
スポニチによると、真珠は試合後は勝利者トロフィーを手にひざまずいて目を潤ませた。母の直子さんは勝利が決まると絶叫、娘にうながされてセコンドに上がり、再び絶叫した。真珠はリング上で「格闘技が大好き。最高です。これからもRIZINのリングで頑張って行きたい。日本のみなさん、大好きです。ありがとう」と日本語で喜びを語った。
格闘家の真珠・野沢オークライヤー選手=東京都港区 撮影日:2017年07月05日
スポーツ報知などによると、真珠は9歳から12歳まで空手を習い、2016年から柔術を学んでいる。2月にアメリカでのラーキン・ダッシュ戦でMMAデビューし3-0の判定勝ちを収めた。
一方、母の直子さんは1984年に芸能界デビュー。フジテレビ系「夢で逢えたら」などに出演して人気を博すが、1991年に日本での芸能活動休止、レギュラー番組を降板し、渡米する。1993年にアメリカで、バンドで知り合ったボブ・リンプさんと結婚した。
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