イタリア・ランボルギーニ社のスーパーカーそっくりに作られた段ボール製の原寸大模型「ダンボルギーニ」が、本物と共演することになった。12月22日、THE PAGEが報じた。
「ダンボルギーニ」は、宮城県石巻市の段ボール加工会社「今野梱包」の社員有志が製作した。ランボルギーニの最高級スポーツカー「アヴェンタドール」を、ほぼ同じ大きさで段ボールで再現。幼い頃からスーパーカーに憧れていた今野英樹社長(43)が、写真を見て図面を起こし、約500個のパーツを組み合わせて完成させた。社員5人と力を合わせて、仕事の合間に6カ月を費やした。重さ約100キロ。大人4人で持ち上げることができるという。
■ダンボルギーニの画像
■こちらは本物の「ランボルギーニ・アヴェンタドール」
■ランボルギーニの販売店から申し出
東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県女川町では、駅前商店街が「シーパルピア女川」の名前で復活する。この商店街の今野梱包の店舗で「ダンボルギーニ」が展示されることになったが、商店街がオープンする23日に限り、本物のランボルギーニも展示されることになった。
これは「ダンボルギーニ」に東京都港区の正規販売店「ランボルギーニ麻布」の社員が感激した。「商売抜きにでも喜ばれること、人々に貢献できることを」と上司を説得。女川町の商店街の復活の日にできるだけたくさんの人に来てもらうため、市場価格約4800万円の「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4」を「ダンボルギーニ」とともに展示することを申し出たという。
「ダンボルギーニ」と「ランボルギーニ」の両方が商店街に展示されるのは、12月23日午前11時から午後6時まで。
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■1970年代のスーパーカー
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