深海生物の一種「ダイオウグソクムシ」の脱皮が、国内の水族館の飼育下で初めて確認された。三重県鳥羽市の鳥羽水族館で2月12日、ダイオウグソクムシの「No.5」が6時間以上かけて、体の後半部を脱皮した。前半部の脱皮がいつになるかは不明。
鳥羽水族館
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ダイオウグソクムシは西太平洋の海底に生息するダンゴムシの仲間。大きなものは50cmほどに成長するが、詳しい生態はまだ解明されていない。鳥羽水族館では5年以上絶食した個体が話題になったばかりだった。
朝日新聞デジタルによると、今回脱皮した「No.5」の体長は約25cm、体重1.25kg。メキシコ湾の水深800m地点で捕獲され、2012年から専用水槽で飼われているという。
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