三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月22日、鹿児島県の種子島宇宙センターで会見を開き、人工衛星「だいち2号」の打ち上げ時間を発表した。5月24日午前12時5分14秒にH2Aロケットで打ち上げられる。
三菱重工の並河達夫氏は「梅雨入り前で天候に恵まれていることから、予定通り24日に決めました。過去2回の種子島でのロケット打ち上げと異なり、今回は昼間になりますので、是非皆さんに勢いよく飛び上がるロケットをご覧いただければ」と話した。
JAXAで「だいち2号」プロジェクトチームの責任者を務める鈴木新一氏は「天命を待つという心境」と語り、「個人的には入社以来、ロケットの打ち上げを目の当たりにするのは初めてなので胸踊る思いです。先行機の『だいち』が震災後に活動を停止して以降、海外の衛星からデータをもらうことができたが、JAXAとしては自国の災害を観測できる衛星がなかったので、今後はきちんとデータを届けていきたい」と意気込みを見せた。
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