「もう大仏建立しかない」 相次ぐ天災にネット上で声が高まる

9月に入ってから日本各地で天災が相次いでいることを受けて、ネット上では大仏鋳造を望む意見が続出している。
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NARA, JAPAN - 2014/05/20: Great Buddha at Daibutsuden, Todaiji - Todai-ji or the Eastern Great Temple in Nara - the Great Buddha Hall Daibutsuden shelters the world's largest bronze statue of the Buddha known in Japanese as Daibutsu. The temple is a listed UNESCO World Heritage Site as 'Historic Monuments of Ancient Nara. Wild deer, regarded as messengers of the gods in the Shinto religion, roam the area regularly. (Photo by John S Lander/LightRocket via Getty Images)
John S Lander via Getty Images

9月に入ってから日本各地で天災が相次いでいることを受けて、ネット上では大仏鋳造を望む意見が続出している。

台風18号がもたらした大雨の影響で、10日には茨城県で鬼怒川の堤防が決壊。12日には都内で震度5弱の直下型地震、そして14日には熊本県の阿蘇山が噴火した

奈良時代に干ばつや大地震などが相次いだ際に、聖武天皇は国を鎮護するための国家的大事業として東大寺を建立。大仏を752年に完成させた。それに倣って天災を鎮めるためには、「もう大仏建立しかない」という意見が出てきた。

……と、冗談半分で盛り上がる一方で、もし大仏建設が決まったとしても、東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のデザインをめぐって混迷したようなことが起きるのではと危惧する声も出ている。

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