エンジニアの理想型って何だ?有名企業CTOが教えてくれたアウトプットの重要性

今回は「成長ベンチャーCTOと直接会える!Startup Live!Ⅱ」というイベントに行ってきたら思ったより面白かったので、そこで見聞きしてきたことをベースにプロとしての理想とかアウトプットの重要性とかそんな所について書いてみたいと思います。
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はいこんにちはナカムラです。

今回は「成長ベンチャーCTOと直接会える!Startup Live!Ⅱ」というイベントに行ってきたら思ったより面白かったので、そこで見聞きしてきたことをベースにプロとしての理想とかアウトプットの重要性とかそんな所について書いてみたいと思います。

自己満足ではダメだ。そうそうたる面々が語る共通の悩み

『成長ベンチャーCTOと直接会える!』と銘打たれたこのイベント、その名に違わずそうそうたるメンツが揃っての豪華なトークセッションでした。

参加企業&登壇者情報

  • 株式会社ディー・エヌ・エー(取締役 最高技術責任者 川崎修平氏)
  • 株式会社じげん(エンジニア DevOps担当 浅沼 敬氏)
  • 株式会社VASILY(取締役CTO 今村雅幸氏)
  • 株式会社viibar(技術責任者 松田 敦義氏)
  • 株式会社ロイヤルゲート(代表取締役CEO 梅村圭司氏)

僕自身はエンジニアでは無いので、正直思いっきり小難しいことばっかりなセッションだったら理解できないなー。怖いなー。とか思いながらの参加だったんですが、皆さん非常に分かりやすく自社の強みや技術力について楽しそうに語ってくれました。

そりゃCTO(最高技術責任者)が集まってるんだから当たり前っちゃ当たり前なんですが、「俺たちはスゴイ!」と胸を張って言えるその姿勢はやっぱ格好良かったですねぇ。

で、業界を牽引すると言っても過言では無いハイパーな技術者である彼らの意見の中で共通していたのは

『自分たちが満足できることは当たり前』

『その上でより多くの人間を巻き込むためのアウトプットが重要』

という2つの点。

そしてこれらの要素を理解し、実践しようとするエンジニアがなかなかいないんだよねー。といった所で悩んでるみたいでした。

なぜエンジニアにアウトプットが重要なのか~自分の限界を超えるために~

会社によってやることも目指す所も全くバラバラ。だからこそ、自分の仕事に誇りを持って取り組みつつ、得た知見や知識、メソッドや手法、ツールなどについての情報をどんどんアウトプットしていける人こそが理想のエンジニアだよ。

VASILYの今村さんの語った言葉は、職域は違えど現場で戦う一人のプロとして心から共感できるものでした。

結局どれだけの知識を得ようと、どれだけの知見を得ようと、それを噛み砕いて他の人に伝えようとアウトプットしていかなければ「自分の限界」を超えて成長していけない。

アウトプットすることで知識が定着するからとか、[1]出すためには[10]のインプットが必要で...とかそんな話ではなく。

単純に「誰かに伝えてチームで成長させることができない人間にビジネスはできない」と言われたような気がして、結構少なくない衝撃を受けました。

逆に言えば、アウトプットがちゃんとできる(もしくはそのために動ける)人は周りを巻き込んで勝手に成長していくよってことなんでしょうね。

自分自身にもちょっと経験があるだけに妙な納得感を勝手に感じていました。

結局一人では「ユーザーを満足させる」仕事はできない

じげんの浅沼さんが語ってくれた「コラボする開発」の話も結局はここに根ざしていて、ざっくり言うと「エンジニア間での相互アウトプットを促進し、コミュニケーションを加速することで開発のスピードとクオリティを一気に押し上げる」みたいなネタでした。

自分で問題発見と問題解決ができるエンジニアへ

ユーザーの体験にフォーカスし、PDCAを高速で回していくサービス運営を行うためには従来型のウォーターフォールな開発体制では遅すぎる。

だからより気持ちよく、よりスピーディに、よりサクサク開発していくためにアウトプットを促進させる。

この考え方は他の列席されたCTOの方々も共通して認識しているそうで、自分で「問題発見と問題解決」が出来てしまえるようになることが理想。とか言ってました。

多分、今回の話を聞かずにそんなん聞かされたら「理想論すぎて...何言ってんだか」なんて思っていたかもしれません。

でも、実際の現場でのアウトプット促進手法やそれによって何をどう変えてきたのか。といった実例を「やってのけてる本人たち」から直接聞いた後であれば「ああ!なるほど!」と思えてしまうのだから不思議なもんです。

ホント、誰かを成長させ、その結果として自分自身を成長させ続けていけるようアウトプットの能力を磨かないといけないな。

そんなことを再確認できた良い機会だったと思います。

次回開催「Startup Live!Ⅲ」も決まっているらしい(無料)

次回開催は3月1日(土)。エスキュービズムのチーフエンジニア 細田氏、VASILY 取締役CTO 今村氏、BEENOS(旧ネットプライスドットコム)の技術戦略室長 加藤氏、そしてリブセンスの取締役 桂氏、ロイヤルゲートの代表取締役CEO 梅村氏などなど...。

まぁなんとも豪華なゲスト陣が勢揃いするらしいです。

アウトプットの重要性はわかったよ!どうやるんだよ!と気になった方はとりあえず参加申請をしておいてもいいかも知れませんね。

イベント開催概要

成長ベンチャーCTOと直接会える!Startup Live!Ⅲ

  • 日時:2014年3月1日 13:00ー17:00 (12:30開場)
  • 会場:リクルートキャリアスカイルームB(グラントウキョウサウスタワー
  •  東京都千代田区丸の内1-9-2

  • 主催:リクルートキャリア

※途中参加・途中退出可能