厚生労働省は、6月19日夕方に公開した「新型コロナウイルス接触確認アプリ」(通称:COCOA)について、ダウンロード数が6月22日17時時点で326万に達したことを明かしました。
同アプリは、インストールしたユーザー同士の濃厚接触を検知するもので、濃厚接触の定義はおおむね1メートル以内に10分。新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、アプリ利用者がそれを申告することで、同感染者と濃厚接触した可能性のある人全員に通知が届きます。
濃厚接触の判定にはBluetoothを利用しており、GoogleとAppleのAPIを活用。接触履歴はデバイス内だけに保存するほか、14日後に自動で消去されるなど、個人情報にも配慮しています。
なお、新型コロナウイルスの感染抑制につなげるには『同アプリが広く利用される必要がある』(厚労省)としていて、利用を呼びかけています。ドイツで同時期に公開された接触確認アプリは1日で650万ダウンロードを達成し、公開1週間で1000万ダウンロードを突破するなど、日本より速いペースで利用が進んでいます。
アプリのダウンロードはこちらから行えます。
2020年6月23日Engadget 日本版「新型コロナ接触確認アプリ、公開3日で326万ダウンロード」より転載
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