コロナビール、観光・旅行業界を支援する『Rediscover Paradise』を発表

世界中の1000軒以上のホテルで1万4000室以上の部屋をコロナが予約し、その金額を先払いすることにより救済の手を差し伸べたいという主旨のもと行われる。
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コロナビール
時事通信社

コロナビール、観光・旅行業界を支援 『Rediscover Paradise』プロジェクト発表

 大自然への旅行を推奨してきたグローバルビールブランド『コロナ エキストラ』は9日、世界各国でCOVID-19の影響を受けた観光・旅行業界のサポートを行うプロジェクト『Rediscover Paradise』(リディスカバー パラダイス)を行うことを発表した。


 同プロジェクトは、世界中で1万4000室以上のホテルの部屋を予約、その料金を先払いし消費者に提供することで、苦戦する観光・旅行業界を支援することを目指す。国内では、「CORONA SUNSETS FESTIVAL」を2015年から5年にわたって行うなど、ブランドと所縁が深い、沖縄の宿泊・観光事業に約2000万円の支援をしていく。

 コロナが掲げるブランドメッセージ「THIS IS LIVING」は、人生における本質的な豊かさや歓び、価値観の大切さを示唆している。このブランドメッセージには、日常の喧騒(けんそう)から離れ、自然を愛し、仲間と一緒に過ごす時間の大切さが込められており、コロナはそんなかけがえのない時間を作るきっかけを提供してきた。

 その中でも特に大切にしている要素が「旅」「サンセット」「音楽」。国内ではその象徴となる体験として、ビーチで開催される音楽フェス『CORONA SUNSETS FESTIVAL』を2015年から5年間にわたり沖縄で開催してきた。

 全世界を襲ったCOVID-19の影響で、そんなかけがえのない時間が生活から奪われ、世界経済全体が打撃を受けている状況。世界中で4億人もの旅行者の減少が予想される中、コロナとして何かできることを考えた結果、このほど、全世界で観光・旅行業界のサポートを目的としたプロジェクト『Rediscover Paradise』を発表した。

 同プロジェクトは、世界中の1000軒以上のホテルで1万4000室以上の部屋をコロナが予約し、その金額を先払いすることにより、苦境に立たされている人々に救済の手を差し伸べたいという主旨のもと行われる。また、安心安全に旅行を楽しむことができるようになったタイミングで消費者に機会を提供することにより、国内観光をサポートしながら、自然とのつながりを取り戻して欲しいというメッセージが込められている。

 日本では、フェスの開催で協力してきた沖縄に対して恩返しをする気持ちで、沖縄県内の観光・旅行業を支援。具体的には、国内でのブランド年間予算から、2000万円を今回の観光支援プロジェクト予算として拠出。沖縄県内の宿泊施設の空室を買い取り、消費者向けのプレゼントキャンペーンを実施する。

 キャンペーンの実施は9月を予定しているが、空室の買い取りは今月あらかじめ行い、その費用を先払いをすることにより、打撃が大きいと想定される宿泊業への直接支援を考えているという。

 同社は「COVID-19の影響で不況の余波を受け“遊びの予算”が縮小すると想定されるみなさまの観光促進にも、少しでも力になれれば幸いです」と伝え「友人たちと過ごす時間は、人生に必要なかけがえのない時間。この取り組みをきっかけに、みなさんの生活にもふたたび最高の『THIS IS LIVING』な時間が訪れることを願っています」とメッセージを寄せている。

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