【豊田真由子議員の暴言】東大の先輩著名人は「超じゃない、準エリートぐらい」と指摘 高木美保氏らも持論

元秘書への暴言・暴行が22日発売の週刊新潮に報じられた自民党の豊田真由子衆院議員について、女優の高木美保さんら著名人が厳しいコメントをした。
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時事通信社

元秘書への暴言・暴行が6月22日発売の週刊新潮に報じられた自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区、当選2回=について、女優の高木美保さんら著名人が同日、出演する番組で厳しいコメントをした。

豊田議員は週刊新潮で元秘書への暴言、暴行が報じられた。元秘書には「この、ハゲー!」なとと発言していたという。

豊田議員は女子御三家の名門、桜蔭高から東大法学部を経て厚労省に入省。その後ハーバード大大学院も修了、衆院議員に当選後は文科大臣政務官などを歴任するなど輝かしい進路をたどってきた。

高木さんはテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。番組では、豊田議員の元秘書に対して発したと言われる音声データなども放送され、ヒステリックに口汚く罵っている女性の声と、謝る男性の声が録音されていた。

高木さんは「輝かしい経歴の中で学び損ねてきた部分があるのかな」と指摘し、さらに激しい罵り方に次のようにコメントした。

怒るっていう気持ちは分かるんですけども、この輝かしい経歴の中で学び損ねてきちゃった部分があるのだろうなとすると、自戒の念の込めてですけど、人って間違いを犯す生き物だよねって。あまりに自分がしっかりしすぎて、人の間違いを認められなくなってしまっているのでは。

弁護士の住田裕子さんは日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、豊田議員に対し、同じ東大法学部の先輩として「超エリートではない」と指摘した。

番組で、司会の宮根誠司さんが豊田議員の経歴などを受けて、「こうやって見る限り、超エリートですよ。こういう人は自分は仕事が出来るから、他の人がバカに見えちゃうのかね」と発言。これを受けて、住田さんは次のように話した。

でも、私から言わせたら超エリートではなくて、準エリートぐらいの人ですね。厚労省に(同期は女性)1人ですけど、本当にそこに入りたかったのか、本当に福祉をやりたかったのか私は疑問です。その後の道のりを見ても、次官コースの超エリートではない。どっかで物足りないものがあったので、政界に転身したのではと、同じ東大だから思うんですけど。

住田さんはさらに「彼女としては、順風満帆に見えつつも、内心でいろんなたまりにたまったものがあって、選挙のときのも必死なのでドブ板やって、だからちょっとしたミスでもああやって八つ当たりしてるんだなって思いました」と感想を述べた。これに対して宮根さんは「東大法学部の住田さんしか言えないコメントでした。これ、順風満帆じゃないと」と驚いた反応をしていた。

さらに、コメンテーターのテリー伊藤さんはTBS系「ビビット」に出演し、豊田議員が秘書やスタッフについて「人間以下で扱っている」と指摘。「心がゆがんでいる。ずっと続いていたと思う。秘書の家族の方とか病んでいますよ」と非難した。

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