安藤健二
12月31日、世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット85」が3日目の最終日を迎えた。東京ビッグサイトの屋外は、お気に入りのアニメやゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーで、ごった返していた。
この日のコスプレは、初音ミクなどの音楽ソフト「VOCALOID」シリーズのキャラクターが目立ったほか、独自に考案されたオリジナルキャラも頻繁に見られた。人気ゲーム「艦これ」を支援するという架空の兵隊「艦娘補給支援シ隊」に扮した男性や、「銃を持った生徒」の格好をした女性が人気を集めた。
中でも多くの人の注目を浴びていたのは、ネルシャツにバンダナ、黒縁メガネで「アキバ系のオタク」の格好をした姉妹だ。「艦これ」のキャラクターに扮した女性たちが、歓声を挙げてアキバ系のオタクを撮影するという不思議な風景が見られた。運営スタッフの男性から「そこの金剛型の皆さん、通路をふさいで撮影してはいけません」と注意を受ける一幕も。
今回のコミックマーケットの3日間の来場者数は52万人で、ほぼ例年なみ。次回の「コミックマーケット86」は、2014年8月15日から17日まで開催される。
【コミケ関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。