ファーストフード大手の「ケンタッキーフライドチキン」が大変なトラブルに見舞われている。看板商品のチキンの調達が予定通りに進まず、イギリスに900ある店舗のうち700店舗以上が一時休業に追い込まれた。ワシントンポストなどが伝えた。
契約を結んでいるドイツの国際物流会社のDHLによるチキンの配達が滞っているためだ。ケンタッキーはWebページを開設し、営業継続中の最寄店を案内している。
■「カーネルが頑張っています...」
ケンタッキーは19日、 公式twitterアカウントで声明を出した。
創業者のカーネル・サンダースにちなんで、「カーネルが頑張っています」 と題されたこの声明によると、そもそも新鮮なチキンを国外から900店以上に届ける仕組みが、とても煩雑だという。また新鮮なチキンが入手できない以上、商品の品質を妥協するよりかは、休業やメニュー限定、営業時間短縮という措置を取るべきだったと説明している。
この投稿に対し ケンタッキーの熱狂的なファンからは、「ケンタッキーのチキンなしでどう生きれば良いのだろう」「カーネル頑張れ」など悲しみの声が多く見られた。