コカ・コーラ工場からコカイン大量発見 シャレにならない本当の話

これは実話だ。
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これは実話だ。

アメリカの飲料大手メーカー、コカ・コーラのフランス南部シーニュにある工場で、従業員が配送コンテナの中におよそ815ポンド(370kg)のコカインが入っているのを発見した。

コスタリカからの積み荷にはオレンジ果汁の濃縮液が入っているはずだったが、代わりに末端価格5500万ドル(約57億円)相当のコカインが入っていた。

地元の検察官ザビエル・タラボー 氏はBBCの取材に、「これは非常に悪質なプレゼント」だと語った。

インディペンデント紙によると、この工場では、コカ・コーラ社製品に使うさまざまな濃縮液が製造されている。

テレグラフ紙によると、仏コカ・コーラ社の広報担当は、薬物を発見した従業員たちはすぐにこれを報告し、容疑者とはみなされていないと述べた。

コカ・コーラの工場でコカインが発見されたことで、同社のルーツを思い浮かべる。コカ・コーラ社は清涼飲料にコカインを「添加物」として使用したことは一度もないと主張しているが。

真偽不明の都市伝説を紹介するサイト「snopes.com」によると、初期の製品にはコカの葉の抽出液を利用していたため、コカインが含有されていたはずだと考えられるが、正確な含有量は不明であり、19世紀終わりまでにコカインはほとんどコーラに使用されなくなったという。

このサイトによれば、1902年までにコカ・コーラに含まれるコカインの量はほんの微量になり、1929年には完全にコカイン含有量がゼロになったとみられる。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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