たしかなことが一つある。この種の現象は毎日お目にかかれないということだ。7月4日、空に突如現れた異例のスペクタクルが、オーストラリアの小さな町、グンディウィンディの住人たちを驚かせた。
この現象に目を付けたハフポスト・オーストラリア版の編集部によると、原因は太平洋からくる冷風らしい。住民たちがSNS上に投稿した以下の写真でも確認できるように、その円筒型に巻かれたような特殊なフォルム、どこまで続くと知れない巨大さ、ずっしりとした重量感は、私たちが普段目にする雲とずいぶんかけ離れているだろう。
今朝、円筒状に巻かれた霧の壁ができる。雲ひとつない晴天にそれはどこからともなく現れて、10分後には消え去ってしまった。
神々がギリシャ神話から飛び出してきた!巨大雲が到来しています!オーストラリアでこんな摩訶不思議なものを目にしたのは初めてです!
ロール状の雲。オーストラリア東部にモーニング・グローリー(気象現象の一つ。上空に現れ強い北風に乗って太いロール状に流れていく雲塊)。あそこではたまに見られる。
ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。