九重親方が死去 元横綱・千代の富士「ウルフ」31回の優勝

大相撲の元横綱「千代の富士」の九重貢親方が、死去したことがわかった。
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FUKUOKA, JAPAN - NOV 1983: Chiyonofuji Mitsugu, born as Akimoto Mitsugu, appears in a ceremony before a match during the 1983 Kyushu Basho sumo wrestling tournament held in November 1983 at the Fukuoka Kokusai Center in Fukuoka, Japan. (Photo by David Madison/Getty Images)
David Madison via Getty Images

大相撲の元横綱「千代の富士」の九重貢親方(本名:秋元貢、あきもとみつぐ )が7月31日、死去したことがわかった。61歳だった。日刊スポーツなどが報じた。

九重親方は1955年、北海道生まれ。1970年、当時の九重親方(元横綱・千代の山)にスカウトされ上京し、1970年9月に初土俵を踏んだ。1981年1月、関脇の時に横綱北の湖を決定戦で破り初優勝。1981年7月に、横綱に昇進した。現役時代、31回優勝。「ウルフ」のニックネームで知られた。

1991年5月、現役を引退し、1992年4月に九重部屋を継承した。通算成績は1045勝437敗159休。 1989年に国民栄誉賞。2015年、膵臓がんの手術を受けていた。