世界保健機関(WHO)が4月24日、子供がモニター画面を眺める時間に関して初のガイドラインを発表した。
内容は、育児にスマホを活用している親にとってはかなり厳しい内容になった。
これはWHOが発表した「5歳未満の子供の運動、座った姿勢での行動と睡眠ガイドライン」の内容の一部。
1歳以下には、テレビやスマホなどの画面を全く見せない事を推奨。2〜4歳の場合には、画面を見せるのは1時間までにして、なるべく少なくする方がよいとした。
これに対し、一部の専門家からは「時間についてのみ指摘され、コンテンツの内容が考慮されていない」「証拠不十分ではないか」などの批判の声もある、とAP通信は報じた。
このガイドラインでは、子供の体と心の健康には、体をよく動かすこと、座っている時間を減らすこと、質の良い睡眠をとることの重要性が述べられている。
0〜4歳の子は、連続して1時間以上座った姿勢でいる事は避けること。その上で、1〜4歳の子は1日少なくとも3時間以上のアクティブな活動が推奨されている。