Twitterにおいて児童ポルノの画像付き投稿を、リツイートした疑いで、11月21日、神奈川県警・熊本県警の合同捜査本部は、大阪府の男性を児童買春・児童ポルノ法違反の疑いで書類送検した。自ら投稿して立件された事例は過去例があるが、他人の投稿をリツイートした立件された例は全国で初めてだという。
大阪府の男らほかの2人は、この画像をリツイートし、不特定多数のネット利用者に見せた疑いがある。3人とも容疑を認め、「フォロワー(読者)の反応を見たかった」「わいせつな画像を収集するため」などと話しているという。3人のフォロワーは計約4200人いた。3人とも児童との直接の関係はないという。
(児童ポルノをリツイートした疑いで書類送検 全国初:朝日新聞デジタル 2014/11/21 11:14)
改正児童ポルノ禁止法は7月15日、ただ持っているだけでも刑の対象となる、「単純所持」の規定を盛り込んだ。また、表現の自由との兼ね合いで、漫画、アニメ、ゲームなどを対象とするかどうかで議論となったが、現在のところこれらは規制対象に入っていない。
リツイートだけで立件されたことに関連して、Twitterのアカウント乗っ取りや、アプリケーションに書き込みを許可するオプションを許可することについて、より慎重な扱いが必要、との声も挙がっている。
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