こんにちは。
火曜日担当の舞子です。
先週、息子の4ヶ月検診がありました。集団健診で日程が決まっていたため、すでに5ヶ月になっていましたが、1ヶ月検診以来の検診です。
身長は64.2cm、体重は7920gでした。順調に成長していて何より!今回の検診で一番おっきかった赤ちゃんで9800gあったそう!
息子はちょうど真ん中くらいですが、背丈の成長も、運動能力の成長も、本当に個人差ですね。
私の甥っ子は成長が早く、3ヶ月で首がすわり、3ヶ月半で寝返り、5ヶ月でズリバイを覚え、6ヶ月でハイハイ、6ヶ月を過ぎた頃にはお座りとつかまり立ちをするまでになりました。
母子手帳の成長のめやすを超える猛スピードでの成長ぶりに、 目が離せなくなったママはとっても大変なのだそう。
赤ちゃんの成長過程には時期の目安があって、あくまで個人差があるのはわかっているものの、人より早ければ、「うちの子は運動神経が良いのかも!」と期待し、人より遅ければ「うちの子は大丈夫かしら・・・」と悩み、
首すわりは早い方が楽だから早めにできるようになってほしいけど、動き出すのは目が離せなくなって大変だからゆっくりでいいと望み、期待通りにいかないとそれはそれで悩む。
なんともワガママな話です(^_^;)
普段、息子の成長のことで周りと比べたり、早い、遅いで悩まないようにしている、というか、悩みそうになったときに思い出す言葉があります。
それは、ムコネットブログ木曜日担当の高畑さんが書かれた文章です。
"いずれ到達するであろう地点にいち早く到達しただけであって、誰もが到達できていない未踏の地に到達したわけではないのです。"
ブログの内容そのものは、オリンピックを目指す、スポーツ少年・少女への過熱する報道に言及して書かれたものですが、当時子供を産んだばかりだった私にとって、子育てと通じるものがあるなぁと感じた文章でした。
成長の過程においての"個人差"というひとことがそれにあたるのだと思いますが、高畑さんの言葉には、そのひとこととは比べられものにならない説得力がありました。
この言葉のおかげで、息子の成長スピードに対しての考え方も大きく変わりました。
そして、これはこれからの息子の成長にも通ずることだと思いました。
身近な話だと、主人は小学2年生から野球を始め、6年生の時に東京選抜に選ばれたそうです。
当時既に身長が170cmもあって、周りはもちろん、とんだ大物になるんじゃないか!ととても期待したそうです。
だけど、結果的に中学生になってからは身長が6cmしか伸びず、また、高校でも甲子園を目指し、彼の所属する野球部は春の選抜に出場したようですが、本人は記録員としてのベンチ入りだったそうです。
小学生の頃の成長をみれば確かに将来甲子園で活躍してもおかしくない選手だったのかもしれませんが、結果はそういうことで。
このエピソードがあったからか、余計に高畑さんの言葉が、なるほど、確かに、と納得できたのかもしれません。
そんなことで、主人も私も野球が大好きなので、息子も将来的には野球をする可能性が非常に高いのですが。
スポーツに限らず、息子の性格や能力を冷静に見極めて、親としての的確なアドバイスをしながら、その成長を見守っていきたいな、と思います。
*火曜日担当* 佐藤舞子
2008年出版のムコネット書籍『命耀ける毎日』の企画・編集を担当。
2012年に結婚。
2015年5月2日第一子男児出産。
どこにでもいる普通の共働き主婦です。
(2015年10月13日「ムコネットTwinkle Days 命耀ける毎日」より転載)