チェルシー・モラレスさんは、「自分が妊娠した」と夫のウィルさんが知るまさにその瞬間を、カメラにおさめた。

この夫婦は、アメリカ・ネブラスカ州オマハのゾーリンスキー湖で、6月22日に写真撮影のために一緒にポーズを取った。ウィルさんは、写真家のカラ・フィッシュボーさんによる撮影の機会に恵まれたと思っていた。チェルシーさんは夫のウィルさんを、あるビッグニュースで驚かせた。

チェルシーさんは、この写真を撮った4日前に、「自分の妊娠がわかりました」とハフポストUS版に話した。彼女はその4日間を、「長い4日間だった」と語った。

チェルシーさんは夫を驚かせ、その反応を写真に収めたいと思った。そこで彼女は、高校の同級生であるカラさんに、ビッグニュースを聞いて、驚いている夫の写真を撮ってもらうよう頼んだのだ。

「夫を知っている人に尋ねれば、彼が子どもにものすごく思い入れがある、と誰もがいうでしょう」とチェルシーさんは語った。

「周りに赤ちゃんがいれば、100パーセント保証付きで、彼は赤ちゃんに気づいて、抱いていいか尋ねます。だから私たちの家族が新たに増えることになれば、彼がもっと喜ぶことを、私は知っていたのです」

ウィスコンシン州のあるママがしていたサプライズ妊娠の発表にインスピレーションを受けて、チェルシーさんとウィンさんは背中合わせに立って、お互いを言い表わす3つの言葉を黒板に書くことになっていた。

ふたりは、自分たちの考えた言葉をお互いに見せ合うことになった。ウィルさんは自分の黒板に、チェルシーさんを言い表わして、「美しい」「機知に富む」「利口である」と書いていた。

彼女は黒板に、「あなたはお父さんになるのよ」と書いた。

黒板の文字を見たウィルさんは「あっけにとられていた」という。

これぞまさしく、自分が父親になるとウィルさんがわかった瞬間だ。

「彼には完全にショッキングな知らせで、すっかり大喜びし、涙を溢れさせていました」とチェルシーさんはハフポストUS版に語った。撮影の間、彼はこれ以上ない笑顔を浮かべて、「ほんとに信じられない」とくり返すばかりだった。

写真家のカラさんは、「この夫婦の素晴らしい瞬間に立ち会えて嬉しい」と語った。

「私は目の前で、誰かの人生がまさに変わろうとする瞬間を目撃することができたんです」と彼女は語った。

本来は、ウィルさんを言い表わす言葉を聞かれた瞬間に、チェルシーさんが妊娠のニュースを知らせるという段取りではなかったという。本来の言葉は「目的にまっしぐらな」「誠実な」「大好き」だったとチェルシーさんは明かした。

チェルシーさんは、彼が「あっけにとられて」いたと語った。

「私たちはこの写真をずっと大切にしておいて、いつか赤ちゃんに見せるのはもちろん、家族に（妊娠を）伝えるためにも使うでしょう」と彼女は語った。

「これらの写真を見返すとまだ涙が溢れてくるし、これらの写真を通じて、あのときの胸の高鳴りを本当に感じることができます」

以下にある、サプライズの写真を見てほしい。カラさんの作品は、サイトやFacebookとInstagramで見られる。