千葉県内のスーパーやコンビニエンスストアで販売された食品に「縫い針」が混入しているのが相次いで見つかった。警察は何者かが針を入れた可能性があるとみて、偽計業務妨害の疑いで捜査している。千葉日報などが報じた。これまで報道された内容をまとめた。
■1月14日 菓子やパンから(千葉市中央区)
千葉市中央区のコンビニ、スーパーで、14日に販売されたパンなどから、針が相次いで見つかった。
針が混入していたのは、同区祐光のコンビニで販売した洋菓子1点と、その店から約380メートル離れたスーパー「OKストア千葉中央店」で販売したメロンパン1点。それぞれの商品に、針が1本ずつ完全に埋め込まれていた。
いずれも購入者が食べる前に気付き、けがはなかった。針はいずれも約4センチで同じ形状。メロンパンの袋には、幅約1センチの切り込みがあったという。
■1月16日 フライドチキンから(市川市南功徳)
16日、市川市南行徳のスーパー「ダイエー南行徳店」で販売したフライドチキンから、針が発見された。購入した女性客が食べる前に気づいた。
針はフライドチキンの持ち手のアルミホイルの部分に刺さっており、1センチ程度、突き出た状態で見つかったという。
女性はこの商品を、16日の午後4時半ごろに購入した。売り場にあったほかのフライドチキンからは針は見つからなかった。
■1月16日 レトルトシチューから(船橋市本中山)
船橋市本中山のコンビニ「ファミリーマート下総中山駅南口店」で16日、商品のレトルトシチュー1袋に、縫い針1本が混入していた。この日午後5時40分ごろ、女性客がレジに持ってきたレトルトシチューの袋に、針が刺さっているのに店員が気付いたという。袋から針の一部が飛び出ていた。
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