鉄道マニアにはたまらない逸品が、売りに出されることになった。10月17日に開かれた「ちばモノレール祭り」に展示された本物の千葉モノレールの車両の横に、税込み35万円と値札がついていたのだ。
この車両は三菱重工が造った1000形。車体の長さは14.8メートル、重さは21.5トンだ。1988年の千葉モノレール開業当初から使われ、2015年8月に検査期限切れで引退となった。193万8000キロを走行した年季が入った車両だ。販売条件は「原則として現状のまま保存すること」「転売しないこと」だという。
ネット上では「マジで安い」「欲しい」という声が続出しているが、よく見ると但し書きにはこんな文句が。「別途費用が発生します。参考・輸送費(100万円以上)・ラフタークレーン(1カ所約10万円)など」。
バイク程度の値段で本体を買えるとはいっても、移動するだけで相当な価格がかかる。おいそれとは手を出せないが、ホテルやレストランとして再利用することができれば話題になりそうだ。同じ車両は、千葉県いすみ市の「いすみポッポの丘」にも移設されている。
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