「どうりでボロボロなはずだ!チェルシー・クリントンが、いつも履いているすり切れたハイヒールで、ニューヨークの授賞式ディナーに参加した」
こんなタイトルで、クリントン元大統領の長女、チェルシー・クリントンの履いているハイヒールを悪く言う記事をデイリー・メール紙が掲載した。
記事には、こう書かれている。
「ニューヨークで開かれたの授賞式ディナーに、チェルシー・クリントンが、また例のお気に入りハイヒールを履いて参加した」
「着ていた洋服は黒いドレスにシルバーのジャケット。そして靴はもちろん、ボロボロのハイヒールだ」
記事で騒がれたハイヒールを、クリントンはしょっちゅう履いている。デイリーメール紙はヒールの部分をクローズアップし、傷がたくさんついている部分を見せている。
この記事が出た直後にトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」 に出演したクリントンは、記事について笑いながらこう語った。
「私がいつも同じ靴を履いている、と批判する記事がありました。ちなみに私、今日もその靴を履いています」
「どうして傷だらけの靴を履くかって?すごく履き心地がいいからです」
「これはおそらく、働いている女性、特にニューヨークで働く女性にわかってもらえるかもしれませんけれど、履きやすい靴をみつけたら、それをずっと履きますね」
お気に入りの靴を履く、チェルシー・クリントン(6月6日撮影 TAYLOR HILL VIA GETTY IMAGES)
美容マガジン「Allure」は「チェルシー・クリントンの靴が傷だらけなのは、やることが多くて忙しいからだ」と、デイリーメール紙のクリントンへのいわれのない批判に反論している。
このAllureの記事を読んだクリントンは、記事をツイートしてこうコメントしている。
「この記事、思わず笑ってしまいました。ふと気付くと、今日も同じ靴を履いていたんです。さらに笑いが止まらなくなりました」
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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