「セックスの同意はシンプルです。イエスでなければノーなのです」
NPO「プロジェクト・コンセント」の新キャンペーンのメッセージは、明快で力強い。ユニークな動画で「セックスをするための同意は複雑ではない」と伝える。
2014年に立ち上げられたこの団体のミッションは、レイプについての教育、意識の向上、そして建設的な対話を進めることだ。
動画には、ちょっとドギマギするようなキャラクターが登場する。可愛らしい膣やペニス、お尻、おっぱい、それに厚かましい手だ。
キャラクターたちは、踊ったり笑ったりして元気に動き回る。一つのキャラクターが、つい行き過ぎた行為をしてしまった場合、相手のキャラクターはただ「ノー」と言えばいい。すぐに反省して行為を止める。
セックスをするかどうか、その基準はとてもシンプルなのだ。裸だろうが服を着ていようが、踊っていようが笑っていようが、酔っていようが素面だろうが、イエスと言わなければノーなのだ。
動画は、カナダのトロントにある広告会社「ジュニパーパーク/TBWA」が制作した。製作責任者のテリー・ドゥラモンド氏は、「同意とは何か。それを今までとは違った形で理解してもらうのが、キャンペーンの目標です。同意は複雑ではありません。『イエス』と言わない限り、『ノー』なのです。何度も言いますがとてもシンプルです」とファストカンパニー誌に話している。
同意はシンプルだ。それに嫌になったらいつでも撤回できる。そう可愛らしいキャラクターたちは教えてくれる。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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