俳優のシャーリーズ・セロンが、「雑誌W(Wマガジン)」の最新号で裸をあらわにした。
セロンはWマガジン毎年恒例の映画特集で、ポーズを取った31人のスターの1人だ。
ファッション写真界の巨匠、ピーター・リンドバーグが撮影したその写真では、ベッドの上に座って白いシーツにくるまったセロンがゴージャスだ。メイクは最小限に抑えて、短く切ったブロンドの髪を後ろに押しやり、散らしている。
雑誌の中でセロンは、2015年に出演した映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」についてコメントしている。この作品には、ニューヨークポスト紙が「年間最高のフェミニスト映画」の称号を与えた。
「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で私が演じたフュリオサ大隊長には片腕がありませんが、映画の中では、どうしてそうなったかは決して説明されません。ただ、そういうキャラクターとして出てきます。もしフュリオサがそんなふうに片腕の無い人物じゃなかったら、あの重々しい感じは出なかっただろうと思います」。セロンはそう説明している。「彼女は、たまたま切断手術を受けた人間であるだけなんです」。
Wマガジンの編集主幹リン・ヒルシュベルクとのスクリーンテストで、初めてセックスシーンを見たときのことについてもセロンは打ち明けた。
この特集で取り上げられているその他のスターには、エイミー・シューマーやマイア・テイラー、サミュエル・L・ジャクソン、そして「ルーム」で演じた役柄でオスカー候補との呼び声も高いブリ―・ラーソンがいる。
「私はいつも演じたいと思ってきました。7歳ぐらいの時にオーディションを受け始めたんですが、フィッシュスティックのコマーシャルのオーディションを受けたのを覚えています」と、26歳のラーソンはWマガジンに語った。「そのころ、私は演技の技巧に完全にのめり込み、台詞をすべて覚え込んでいました。でも監督は単に可愛い子供を探していただけで、私の話を聞こうとはしていませんでした。だから私は泣き始めたんです。『私は演技させてもらえない!』って、母に向かって泣き叫びましたよ」。
ラーソンはその役から得るものはなかったかもしればいが、その時からずっと、彼女が何か正しいことをしているのは明らかだ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。