フランスの高級ブランド・シャネル(CHANEL)が12月4日、ワニ革やヘビ革などの使用を廃止すると発表した。
同ブランドのファッションプレジデントを務めるブルーノ・パブロフスキー氏は、廃止の決断に至った理由について、ブランドの倫理基準を満たす方法でエキゾチックレザー(家畜以外の革)を入手することが困難になっていると説明。
ワニ革やトカゲ革、ヘビ革、エイ革などのエキゾチックレザーは希少性が高く、高級素材として使われてきたが、今後は使用しないという。
また、WWDによると、これまでもほとんどコレクションで使用されていなかったが、毛皮の使用も今後は廃止する。
ファッション業界では、動物愛護や環境保護などの観点から、毛皮や皮革の廃止を宣言するブランドが増えている。
これまでも、グッチやジャンポール・ゴルチエ、カルバン クライン、ラルフローレン、トミー・ヒルフィガーなどがすでに毛皮を使用していないと報じられている。
ハフポストマグレブ版の記事を翻訳・編集しました。