猫が、名画を乗っ取るとこうなるよ。(画像集)

ハーバートさんは、猫を名画に登場させのが大好きなのです。
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画家スーザン・ハーバートさんの新刊の表紙は――見たことがあるシーンです。ブルーとゴールドのターバンを巻いた女性が肩ごしにこちらを見つめていて、真珠の耳飾りが光を浴びて、周囲は暗闇に包まれています。そう、あなたは、その絵を知ってるはずです。

ただ、ちょっと待って。ハーバートさんの描く女性は、人間ではありません。この「真珠の耳飾りの少女」には、ひげと毛が生えている……これはメス猫のようです。

そう、彼女は猫。そして、これがハーバード氏の新刊「Cats Galore」です。

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ハーバートさんは、猫を名画に登場させるのが大好きなんです。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」とディエゴ・ベラスケスの「ラス・メニーナス」に登場する人たちも、子猫に変身させてしまいます。

ハーバートさんは、フェルメールやマネの絵画から作品を再構成するときでも、自分のスタイルをめったに変えることはありません。そうすると、バロックと印象派の境界線はぼんやりしてしまいますが……まあ……「モナ・リザ」の微笑を演じる猫を見て、一体誰がその審美的な違いに気づくでしょう?

ツタンカーメンの棺から、ルノアールが描いた絵画にいたるまで、ハーバートさんは熱心に作品を描きました。彼女はジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」までも作品にしたのです。私たちの言えることといったら、「スーザン、あなたの猫化アートへの情熱は素晴らしい」ということだけですね。

さあ、ハーバードさんの作品を観てみましょう。「Cats Galore」は、こちらから購入できます。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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