ベトナムのハノイで、数千匹の生きた猫を運んでいたトラックが地元警察に摘発された。食用として、中国から密輸した疑いがあるという。1月28日、ドイツ通信社などが報じた。
地元警察によると、運転手は国境付近で3トンの猫を購入したとしており、ハノイに運ぶ途中だったと話しているという。保護された猫は竹製のゲージに入れられており、何匹かは足や尻尾がはみ出る状態だった。
通常ベトナムでは、密輸された動物は殺処分されるが、今回はあまりに数が多いため「どう処分するか決めかねている」と当局担当者は述べた。
ベトナム北部では、猫肉は「リトル・タイガー」と呼ばれて幸運を呼ぶとされ、お祝いの席などでも振る舞われるという。上品な味で、揚げたり焼いたりして食べることが多い。近年猫肉の人気が高まり、中国からの密輸が増加している。
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