あなたは飼い猫が、なぜ鳴いているのか、わかっているだろうか。大好きな飼い猫が、何と考えているか知りたいだろう。
『ニューヨーク・マガジン』の「私たちの科学」シリーズに投稿された新しい以下の動画(英語)は、科学的研究によって、あなたの猫がゴロゴロと喉を鳴らしたり、脚に擦り寄ってきたり、ニャーと鳴いたりするときの気持ちを解説している。
そして、他の調査でも明らかなように、猫たちのメッセージのほとんどは、私たちが「きっとこう思っているんだろう」と考えてきたことは違っている。
見よ! これが新しい猫語の辞書だ。
■「ゴロゴロ」どこにもいかないで。あなたのそばにいるのが好きなの。
そう、ネコたちは幸せなときにノドを鳴らすものだと人間社会は信じてきた。しかし調査によると、猫たちは、ケガしたりや病気をしたりしたときもノドを鳴らすという。そのような状況になったら、あなたは猫の世話をするために、そばに寄り添うべきだろう。またアメリカ議会図書館によると、ノドを鳴らす音には、猫の傷を癒し、痛みを和らげる効果があるという。
■「しっぽを高速で左右に振る」こわいよ、攻撃態勢に入るよ。
しっぽを素早く左右に振るのは攻撃のサインで、しばしば恐怖心によって引き起こされる……と人間社会ではいわれている。もしあなたの猫が安全な場所にいるなら、ご飯と水がいつでも食べられる環境にして、猫が好きなタイミングで出てこられるようにしよう。
■「あなたの脚にすり寄る」おかえり。会いたかったー!
猫は自分のテリトリーにマーキングしている、と人間社会では考えられている。しかし、下の動画を見てみよう。野生の世界では、猫は長い狩りの後、労いの挨拶として互いの身体を擦り寄せ合うようだ。あなたが1日の仕事を終えて帰ってきたとき、もしくはしばらく猫と離れていたとき、猫は体を擦り寄せることで、そんなメッセージをあなたに伝えているのかもしれない。
■「シャー!」 後ろに下がれ。そうしないとケンカするから!
どちらかといえば、猫は面と向かった対立を避けるものだ。そのため、敵に対して――あなたを含めて!――攻撃をくり出す前に、シャーッと威嚇することを頼みの綱にしているのだ。猫の行動主義心理学者であるパム・ジョンソン-ベネットは、もしあなたが猫からシャーッと威嚇されたら、猫に落ち着く時間を与え、それからドアを開けたり、その状況から抜け出せる逃げ道を用意してあげよう、と自らのブログで紹介している。
■「ニャー」ごはんがほしい、助けて、つまんなーい。
猫は猫同士には、ほとんどニャーと鳴かない。アメリカ動物虐待防止協会 (ASPCA) によると、どうやらニャーと鳴くのは、もっぱら猫が人間とコミュニケーションを図るために考えた方法らしい。 ASPCAによると、それぞれの猫の「ニャー語」はそれぞれの飼い主に合わせて作られている。「私たちの科学」によれば、あなたが飼い猫と長く付き合うほど、猫のニャー語が何といっているのかわかるようになるのだという。
あなたが、猫との幸せな暮らしを送れますようにニャ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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