90歳で11月25日に死去したキューバの元最高指導者フィデル・カストロ氏の追悼式典が29日(現地時間)、首都ハバナの革命広場で始まった。
会場には祭壇が設けられ、集まった市民はカストロ氏の肖像やキューバ国旗を掲げ、キューバ革命の「英雄」に最後の別れを告げた。ロシア国営のタス通信はキューバ治安当局の情報として、およそ100万人の市民が集まったと伝えた。
式典には各国の代表も訪れ、日本からは総理特使として自民党の古屋圭司選対委員長が参列する。長年にわたって対立したアメリカは「公式に代表を派遣しない」としていたが、ベン・ローズ米大統領副補佐官と在ハバナのアメリカ大使館のジェフリー・デローレンティス代表が非公式に出席する。
テレ朝newsによると、キューバ政府は学校や公的機関をすべて休みにし、市民を式典に総動員しているという。式典にはキューバ革命を経験していない若い世代も参加しているが、「スマートフォンを片手に退屈そうに座り込む姿」も目立ったと伝えている。
ロイターによると、カストロ氏の遺体は12月3日に遺言に基づき火葬される。
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