対象店舗でキャッシュレス決済すると5%還元される「キャッシュレス・消費者還元事業」が、6月30日で終了する。買い物をするなら、6月中に済ませておくとオトクかもしれない。
■キャッシュレス還元とは?
この事業は、2019年10月の消費税率の10%への引き上げに合わせてスタート。消費低迷を防ぐとともに、諸外国に比べて低いキャッシュレス決済の普及率を上げるのが狙いだった。
中小規模の店舗で商品などを購入する際に、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済などのキャッシュレスで支払うと、5%のポイント還元が受けられるというものだ。百貨店や家電量販店などの大企業の店舗は対象外となる。コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどの大手系列のフランチャイズチェーン店でも2%の還元がある。
対象店舗はネット上で公開されており、特設サイトのマップで探すことができる。また、加盟店には「CASHLESS」と書かれた赤いロゴマーク入りのポスターなどが掲示されている。
経済産業省の発表によると、キャッシュレス決済の加盟店は最終更新日である6月11日に、約115万店となったという。