広島東洋カープ、春の珍事「インフィールドフライでサヨナラ勝ち」をTシャツに

5月4日に行われたプロ野球、巨人対広島戦で「春の珍事」が起きた。

5月4日に行われたプロ野球、巨人対広島戦で「春の珍事」が起きた。

同点で迎えた9回裏、1アウト満塁のシーンで、広島の小窪がピッチャーとキャッチャーの間に上がるフライを打ち上げた。審判は、捕球したかどうかににかかわらずアウトとなる、インフィールドフライを宣告。しかし、ボールは巨人の内野手たちがお見合いする形で落ちた。その隙に三塁ランナーが生還し、広島のサヨナラ勝ち。誰もがあっけに取られる結末だった。

巨人の一塁手、フランシスコはこぼれたボールを捕球し、三塁ランナーが生還する前にホームベースを踏んだが、インフィールドフライではタッチプレーが必要になるためアウトにはならなかった。

プレーが起こった当初、球審は誤って、生還したランナーのアウトを宣告。広島の緒方監督と石井琢朗・三塁コーチが猛抗議。球審が誤りを認め、サヨナラ勝ちになった。THE PAGEによれば、24年ぶりの珍プレーだという。

広島東洋カープはこの「春の珍事」をオリジナルTシャツにして、5月4日にちなみ、504枚を販売している。Tシャツには緒方監督と石井琢朗コーチのインフィールドフライ後のリアクションが描かれ、インフィールドフライのルールを知っていたかどうかが勝敗を分けたことにちなみ、「知ってたもん勝ち」と綴られている。

Open Image Modal
Open Image Modal
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています