憧れていた大自然を目の前にした時、人間は我を忘れるものらしい。
BBCの野生動物番組「Big Blue Live」の司会者スティーブ・ブラックシャル氏にそれが起こった時、彼はカリフォルニア州モスランディングでクジラ専門家ドリス・ウェルチ氏にインタビューしていた。
途中で上空のヘリコプターにいる撮影班から、シロナガスクジラがいるというニュースを受けたブラックシャル氏は一気にボルテージが上がった。生放送中にも関わらず、思わずインタビュー相手のウェルチ氏をさえぎって興奮した口調で話し始めた。
「ちょちょちょ、ちょっとすみません、信じられないことがおきました…。シロナガスクジラがいます!ヘリコプターから連絡を受けました…。シロナガスクジラです!」
その後彼は、ウェルチ氏にインタビューすることも忘れて目の前を泳ぐシロナガスクジラについて、興奮した口調で話し続けた。ウェルチ氏もブラックシャル氏を見守るしかなかったようだ(2分32秒ほどに彼女の苦笑が聞こえる)。
自然とは人を無条件で幸せしてくれる、本当にいいものだ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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