ハロウィンといえば、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)だが、ファーストフード界は、ちょっとひねくれているようだ。
ニューヨーク市レゴ・パーク界隈のバーガーキングの店がハロウィンのお祝いとして、マクドナルドのおばけに変装した。白い毛布で覆い、目の周りを切り抜いて、「マクドナルド」と雑に黒色のスプレーで書いている。そして、マクドナルドの「M」のアーチがはっきり映し出されている。
看板には「ばあー!」と書かれている。「冗談ですよ。まだちゃんとバーガーをグリルしていますよ。ハッピーハロウィン」
やられた。
このバーガーキングの仮装は、これまで見てきた中で、最もひねくれたものだ。
さらに追い打ちをかけるかのように、ハンバーガーの容器は、マクドナルドおばけの箱になっている。そこには看板と同じく、「グリルしていますよ」の文句が書かれている。
バーガーキングは動画でも、このちょっとおもしろいハロウィーンの衣装をお披露目している。心の広いライバルなら笑い飛ばすぐらいのクオリティだ。
マクドナルドはすぐに反応した。
「ハロウィンの時に、マクドナルドに仮装したくない人なんているでしょうか。だって私たちは、マックカフェみたいに、ドリンク、アップルパイ、そして世界で有名なフライドポテトをトリート(ごちそう)しているのですから」と、マクドナルドの広報担当テリー・ヒッキーさんは、ハフポストUS版の取材に答えた。
ヒッキーさんはマクドナルド側が反撃する予定はないと明かしたが、それは問題じゃない。
SNSではすでに、このハロウィンでバーガーキング側に軍配を上げている。まるで袋の中に最後の焦げ焦げで塩味のきいたフライドポテトが残っていた時のような嬉しさだ。
で、ドナルドはどう思うかな?
バーガーキングはハロウィンで勝ったね。店をマクドナルドに変装させちゃった。
バーガーキングの勝ち! あばよ、マクドナルド
燃やして。焼いて。隠れる。バーガーキングの店がハロウィンでマクドナルドに変装
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
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