ブラジル南東部のミナスジェライス州で1月25日、鉱山のダムが決壊し川沿いの集落が土砂にのみ込まれた。ミナスジェライス州の公式サイトは7人が死亡し、150人が行方不明と発表した。
このダムはブラジル最大の鉱山会社ヴァーレが所有。1976年に建設され、鉱物を選別するために2014年まで使われていた。
BBCによるとダムが決壊した原因は不明。行方不明者の多くは、ダムの食堂で昼食を取っていた労働者たちだという。鉱山のあるブルマジーニョの農村地帯は、汚泥が広がり建物などを埋めつくされている。
ミナスジェライス州では2015年11月にもヴァーレの関連会社が所有する鉱業用ダムが決壊し、19人が死亡。深刻な環境汚染を引き起こしていた。