元スタンフォード大のレイプ加害者、ブロック・ターナーが性犯罪者登録される

今後3年間の保護観察下に置かれることになる。
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9月2日、カリフォルニア州サンノゼのサンタクララ郡の刑務所から出所するブロック・ターナー

アメリカの名門スタンフォード大学の水泳チームに所属していた元学生で、2015年1月18日、酔って意識を失った女性をレイプしたブロック・ターナー(21)が9月6日、性犯罪者として登録された。

ターナーは自身が犯したレイプという罪に対する量刑があまりにも軽過ぎるとして、全米で多くの人の怒りを買う結果となった。

オハイオ州グリーン郡のジーン・フィッシャー保安官は、ターナーが郡保安官事務所で登録手続きを済ませたと正式に発表した。ターナーは現在、デイトン郊外で彼の両親と暮らしている。彼の名前と住所はすでに郡の性犯罪者ウェブサイトに載せられている。

ターナーは自身に関する情報が最新であることを確認するために、3カ月ごとに地元の郡保安官事務所に出向くことなる。また学校、公園、そして子供たちが集まる場所へ近づくことは一切禁じられている。

ターナーは2015年1月18日、スタンフォード大学のキャンパスで、意識を失っていた女性を大型ごみ容器の裏でレイプしたとして3月に有罪判決を受けた。

そして、9月2日、「態度が模範的だった」として6カ月の禁錮刑のところ、わずか3カ月で釈放された。彼は今後3年間の保護観察下に置かれることになる。

アーロン・パースキー判事は6月、ターナーに対する刑期は軽過ぎるとの痛烈な批判を浴び、判事を裁判官席から外すべきだとの請願書には100万人以上が署名した。パースキー判事は8月に刑事裁判の担当から外れ、現在は民事裁判のみを扱っている。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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