3Dプリンターで大英博物館のコレクションがコピー可能に データをネットで公開

イギリスの大英博物館は、2014年10月8日に新たな"オンラインショップ"をオープンした。しかし、普通のミュージアムショップのように消しゴムや鉛筆を売っているわけではない。
|
Open Image Modal
British Museum

イギリスの大英博物館は、2014年10月8日に新たな"オンラインショップ"をオープンした。しかし、普通のミュージアムショップのように消しゴムや鉛筆を売っているわけではない。

それどころか、実は何も販売されていない。このオンラインページでは、ある画期的な方法を用いて、大英博物館のコレクションの中でも最も価値のある有名な収蔵品が無料で提供されているのだ。

……ただし、利用できるのは3Dプリンターを持っている人に限る。

大英博物館が3Dプリンター用のデータを投稿できるサイト「スケッチファブ」にオープンしたページでは、ゼウスの巨大大理石胸像や、アメンエムハト3世の頭部像などのデジタル設計図を無料でダウンロードすることができる。このデータを用いれば、大英博物館が世界に誇る収蔵品の数々を3Dプリンターで複製することができる。

さらに、データが提供されている14の展示品の3Dモデルで遊ぶこともでき、自分のウェブサイトに埋め込むこともできる。

今度の週末は、このページを使って大英博物館のお宝を楽しんでみよう。なんなら、博物館に行くのもアリだが。(入館料も無料)

この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

【関連記事】

Open Image Modal
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています