代々木公園に隣接する明治神宮で蚊に刺された人が、デング熱に感染した可能性があると報じられたことを受け、明治神宮は9月4日、虫除けスプレーを用意したり注意を呼びかける張り紙をしたりするなどの対応を始めた。NHKニュースなどが報じた。
明治神宮では、4日午後、3か所ある門の前に参拝客に注意を呼びかける張り紙を急きょ掲示しました。この中では、長袖と長ズボンでの参拝を求めるとともに、3か所の門の前にある詰め所に参拝客向けの虫よけスプレーを準備したことを説明しています。詰め所には参拝客が次々と訪れ、用意された虫よけスプレーを体に吹きかけていました。
(NHKニュース「デング熱で明治神宮では虫よけ用意」より 2014/09/04 19:35)
今回のデング熱の感染者は全国で59人に上っており、このうち札幌市の40代の女性が「先月22日、明治神宮を訪れ、蚊に刺されたことに気付いた」「代々木公園には行っていない」と話していたという。なお、デング熱のウイルスを持った蚊が公園内で見つかったことを受けて、代々木公園は4日から閉鎖されている。
東京都が発表した、デングウイルスが確認された蚊を採集した位置(赤いアイコン)を、公園周辺の地図にマッピングすると次のようになる。
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