リオデジャネイロ・オリンピックは8月20日、サッカー男子決勝があり、地元ブラジルがPK戦の末にドイツを下して優勝した。
ワールドカップ優勝5回のサッカー王国ブラジルだが、オリンピックでは1952年ヘルシンキ大会に初参加して以来、初の金メダルとなった。
ブラジルは前半26分、主将ネイマールのFKで先制。ドイツは後半14分、マイヤーが決めて追いついた。延長戦でも1-1のまま決着がつかず、PK戦へ。
PKでは両チーム4人ずつ順調に成功させたが、ドイツ5人目のニルスがGKに止められて失敗。続くブラジルはネイマールが決めて、優勝を決めた。
オーバーエイジ(OA)枠で出場したネイマールは、息子をピッチに招き入れて抱きしめた。
そして以下のように、喜びを爆発させた。(サンスポ)
まだ言葉が見つからない。少し落ち着く時間が必要だ。神様、家族、チームメートに感謝している。多くの非難があったけど、僕たちはピッチで答えを示した。いつだって僕たちはそうしてきたんだ。すごく幸せだよ!
ブラジルは地元開催の2014年ワールドカップ準決勝でドイツに1-7と大敗。ネイマールは骨折でこの試合は出場しなかったが、屈辱の借りを返す使命を帯びたオリンピック代表に、OA枠で出場した。
最後のPKを止めたGKウェベルトンは、以下のように勝利をかみしめた。(日刊スポーツ)
神様が祝福してくれた。愛している国で(ロンドン銀に続き)神様が2回目のチャンスをくれた。今度は金をもらった