いま、妊娠している。足腰が弱い。日本語が話せない。耳が聞こえないーー。
人はみな、さまざまな特徴を持っている。だから、災害に必要な備えも多種多様だ。
まもなく東日本大震災の発生から8年を迎える。3月11日にあわせて、Yahoo! JAPANが「自分だけの防災グッズ」を知ることができる特設サイトを開設した。
粉ミルクを飲む赤ちゃんには「滅菌ガーゼ・使い捨てスプーン」、アトピーには「ウェットティッシュ」...
災害に備えるための一般的な防災情報は、ネット上でも調べやすい。(例:首相官邸「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」など)
しかし、性別や年齢、生活環境によって、必要な防災情報は少しずつ異なるのが実情だ。
ヤフーが開設した「Yahoo!防災ダイバーシティ」のサイトでは、「粉ミルクを飲む赤ちゃん」や「ペットを飼っている」、「アトピー性皮膚炎」、「聴覚障がい」など、さまざまな特性によって必要な防災情報を見ることができる。
これらの情報は、東日本大震災が発生した後の「Yahoo!検索」でのデータを参考にしたという。
もしもの災害時に備えて、ぜひ確認しておこう。特設サイトは英語にも対応している。
3月9日(土)まで、六本木ヒルズでブースも
このプロジェクトにあわせて、3月7日(木)~3月9日(土)までの3日間、東京・六本木ヒルズの大屋根プラザでは、特設ブースも展開。
100種類以上の防災情報を記したカードをまとめて、自分だけの「防災ブック」を作成できるという。