労働組合の中央組織の「連合」が、求人案内に書いてあった仕事の内容と労働条件が違う「ブラック求人」の事例をTwitterで募集している。Twitterに 「#ブラック求人あるある」とハッシュタグを付けてつぶやいてもらうキャンペーン。厚生労働省の審議会で、求人案内のルールをめぐる議論が続いており、連合は、そうした場で集めた事例を紹介するという。
連合は「就職・転職という人生に大きく影響する場面で『ブラック求人』の被害に遭ってしまう人をなくすため、皆さんの経験談をつぶやいてください。」とウェブサイトで呼びかけている。
すでにTwitterに集まった事例をみると、おそろしい。
『結婚予定はありますか?あるなら基本給はマイナス3万円になります』と言われた。
・午後5時から 午前3時の10時間勤務休憩無し
・週休1〜0日でひどい時は26連勤
・給料は時給換算250円程
厚労省の資料によると、2015年度にハローワークが出していた求人票と実際の仕事が内容が違うものは3926件あった。しかし、一度就職してしまってから上司や会社側に文句を言うのは難しく、こうした資料に出てこない、我慢している事例も少なくないとみられる。