6月25日に政府が閣議決定した2013年版「少子化社会対策白書」。この白書では、子育て世代の30代男性の5人に1人が、週60時間以上の長時間労働をしていることが育児参加が進まない一因だと指摘されていた。このことを、26日のハフィントンポストの記事で取り上げたところ、大きな反響があった。多くは白書の指摘に対して懐疑的な見方。様々な異論・反論が寄せられた。ここでは、そのコメントの一部を抜粋して紹介しよう。
■そもそも「結婚しない」人が多い方が問題
晩婚化、非婚化していることの方が大きな要因で、男性の働き方がそれより勝ることはないと思いますが。晩婚化、非婚化しているのは、男女共通なので、まずはそこを改善するのが先で、子供云々はその先の話だと思いますけどね。
(Yoshifumi Nakagawa 2013年06月27日 10時48分)
問題は、男女が結婚しない(もしくは子供を持つ間柄、パートナーにならない)ことです。記事中でも「生涯独身で過ごす「生涯未婚率」が過去最高になる」と指摘しているが、まさにこれが一番の問題ではないでしょうか。
(yamagoo2013年06月26日 16時59分)
■子育てに金銭的な負担が大きい
長時間労働も問題ですが、子育てをしている真っ最中の者から言わしていただければ、教育にお金がかかりすぎです。
(ohtasann 2013年06月26日 18時56分)
長時間労働が晩産化の理由というのは本当?30代の男性社員の残業が減ったら子供が増えるの?この部分の論理展開に無理があると思います。子供が少ない一番の理由は経済的な負担と将来の社会保障等への不安だと思いますから、その部分にきちんと手当しない限り、問題改善には繋がらないでしょう。
(Rukahi2013年06月26日 13時48分)
■夫婦の役割分担が必要
少子化対策のために仕事よりも家事育児を優先しろとのことですが、仕事を減らすことにより稼ぎが減ったら出産どころではなくなるのでは。ただし、共働き、つまり兼業主婦ならば少子化など関係無く夫も兼業主夫であるべきだと思っています。稼ぎ役・家を守る役というように役割分担をしている家庭ならば、専業主婦(夫)の負担軽減のために家計に影響がでるほど稼ぐチャンスを減らすのはどうかなと。
(Magoril2013年06月28日 12時48分)
働きたい女性はドンドンと働けば良いけど、生活のために仕方なく働くことを社会進出とは言わないのではないですか?労働から解放されれば結婚する人だって増えるだろうし、少子化も減るような気もするけど。夫婦のどちらか一人が働きさえすれば普通に生活できる社会を作る事こそ本当の社会進出ができるのではないかと私は思います。
(Shinobu Nagumo2013年06月27日 12時25分)
【※】このように様々な異論が噴出していますが、あなたは少子化の原因について、どのように考えますか?コメント欄にご意見をお寄せください。
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