ベルリンのクリスマスマーケットに大型トラック突っ込む 少なくとも12人死亡、45人負傷

クリスマスマーケットに大型トラックが突っ込んだ。
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ドイツの首都ベルリンで12月19日夜、クリスマス市に大型トラックが突っ込み、これまでに少なくとも12人が死亡、45人が負傷した。BBCなどが報じた。ハフィントンポスト・ドイツ版は、テロの可能性があると伝えている。

ガーディアンによると、クリスマスマーケットは、ホテルや店舗が立ち並ぶベルリン中心部の、ベルリン動物園と道路を挟んで向かい側にあるブライトシャイドプラッツ広場内のカイザー・ヴィルヘルム記念教会前で開催されていた。

大型トラックはブダペスター通り方面から歩道を乗り越え、露店に突っ込み、人々を次々となぎ倒した。トラックはカイザー・ヴィルヘルム記念教会前のクリスマスツリーのそばで止まった。

ベルリン警察は周辺の住民に対し家に留まり、噂を広めないよう呼びかけた。

協力してください。家に留まり、噂を広めないでください。重要な情報はここをフォローして下さい。

地元テレビ局N24TVによると、大型トラックの運転手は逮捕されたという。また、同乗していたもう1人の運転手は突入の際に死亡したと、ベルリン警察のスポークスマンがN24に話した。

ベルリン警察は現場から離れるように呼びかけた。

救急ルートの確保が必要です。ブライトシャイドプラッツ広場に来ないでください。通りを空けてください。よろしくお願いします。

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突入した大型トラック

ガーディアンによると、大型トラックはポーランドの運送会社が所有しているもので、ポーランドのナンバープレートがついていた。

ハフィントンポスト・ドイツ版によると、運送会社のオーナー、アリエル・ズラウスキーさんはN24に、鉄骨を積んだトラックは19日、イタリアからポーランドに戻る途中で、ドライバーは従兄弟とともにベルリンで休憩していたが、正午ごろから連絡が取れなくなったという。おそらくトラックが乗っ取られたとみられる。

ドイツの「ターゲスシュピーゲル」紙は、ドライバーはアフガニスタン人かパキスタン人とみられると報じている。

(内容を随時更新します)