ベルギー・ブリュッセルの空港・地下鉄で自爆テロ、死者34人 IS犯行声明【UPDATE】

3月22日、ベルギーの首都ブリュッセルの空港で2回の爆発があり、複数のけが人が出ている。
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ベルギーのブリュッセル空港で3月22日午前8時(日本時間午後4時)ごろ、2回の爆発があった。さらに約1時間後、EU(欧州連合)本部近くの地下鉄駅でも爆発があった。CNNは少なくとも計34人が死亡、170人が重軽傷を負ったと伝えている。

過激派組織「イスラム国」(IS)系のニュースメディア「Amaq」は22日、ISのメンバーが空港と地下鉄で自爆テロを行ったことを認めた。AP通信によると、事実上の犯行声明の中で、対ISの国際協力に対する報復を動機にあげている。

外務省は23日、日本人男性2人が負傷したと発表した。朝日新聞デジタルによると、1人は30代で重傷、もう1人は軽傷という。

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