キリンビール、アサヒビール、サッポロビール、サントリーの国内ビール大手4社が10月1日から、缶ビールなどの商品を値上げする。
原材料の大麦の価格上昇や物流費の高騰が主な理由で、時事通信によると各社とも缶ビールの値上げは約14年ぶり。
ビールが美味しい季節だが、家計を直撃する物価上昇の波に缶ビールもさからえなかった。9月末には値上がり前の「駆け込み需要」でビールを買い込む人が増えているという。
■各社の主力商品の10月1日からの値段
東京新聞の報道によると、ビール4社の主力商品の350ml缶の税込み価格は、以下のようになる。いずれも1割前後の値上げとなる。
・一番搾り(キリンビール)220円程度⇒233〜249円
・スーパードライ(アサヒビール)219円前後⇒230〜240円程度
・黒ラベル(サッポロビール)217円前後⇒230〜240円
・ザ・プレミアム・モルツ(サントリー) 258円⇒275円