元イングランド代表主将のデイビット・ベッカムが2月初旬、昨年11月に大型台風30号による甚大な被害を受けたフィリピンの被災地を訪問し、支援活動を行った。13日の英メディアが報じた。
2005年にユニセフ(国際連合児童基金)親善大使に任命されたベッカムは、救援活動の一環でフィリピンのタクロバンを訪れ、今でも路上でテント生活を強いられている現地の子供たちと交友の場を持ち、励ました。
1600万人以上が被災し、約6200人の死者と約1700人の行方不明者を出したフィリピンについてベッカムは「甚大な被害に苦しんだにも関わらず、フィリピンの人たちが元気に満ち溢れていることには、頭が下がる思いだ」と語った。
ベッカムのフィリピン訪問はこれが2度目で、前回は被災直後に当時の所属クラブで米1部リーグのLAギャラクシーと共に首都マニラを訪れ、フィリピン代表と親善試合を行った。
ベッカムは妻ビクトリアと共に、自分たちの衣服や靴などを競売にかけ、その収益金をフィリピンの救援活動に寄付している。
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(2014年02月19日フットボールチャンネル「ベッカムがフィリピンの被災地で救済活動。多額の寄付も」)