トランプ大統領の来日で、メディア各社は通称「ビースト」と呼ばれる大統領専用車について報じている。しかしこの大統領専用車、いったいどうやって運ばれてきたのだろうか。
米大統領警護隊(シークレットサービス)は11月5日、運搬風景をTwitterに投稿した。
投稿には「大統領のアジア訪問。ビーストを置いては行けない」とコメント。少なくとも10台の車両が飛行機の中に積み込まれているのがわかる。
FOXニュースによると、この飛行機は、ボーイング製「C-17」。"グローブマスター"の愛称で知られる。
イタリアのシニョネッラ海軍航空基地に車列とともに到着した際の様子を、YouTubeで確認することができる。
なお、ビーストはゼネラル・モーターズの「キャデラック」の特別仕様車で「キャデラック・ワン」とも呼ばれる。爆弾や化学兵器による攻撃にも耐えられる設計になっているほか、通信手段と緊急用の医療器具も搭載している。