早朝からの勤務は、BBCのアナウンサーだって疲れる。
BBCのニュース司会者ベン・ブラウン氏は12月20日、番組中にあくびをしたところをカメラに捉えられてしまった。
カメラはブラウン氏が予想していなかったタイミングでスタジオをうつしたようだ。
背もたれに寄りかかってあくびをしていた同氏は、自分を撮影しているカメラに気づいて慌てて背筋を伸ばし、表情を引き締めてニュースを読み始めた。
番組の後、ブラウン氏はTwitterであくびを詫びた。
ブラウン氏のツイート「視聴者の皆さんに心からお詫びします。ディレクターが間違って私に画面を切り替えた時、私は5時からスタートの長い勤務が間も無く終わるというところでした。生放送の危険!」
ブラウン氏のお詫びには「人間だから疲れるよね」「わかる、同じ気持ち」といった、視聴者や同僚からのサポートがたくさん寄せられている。
その1人、BBCの政治部副編集長ヴィッキー・ヤング氏は「涙が出るほど笑った」とコメントする。
「涙が出るほど笑った。あなたは私の自主隔離の期間、いつも元気付けてくれる」
「めちゃくちゃ笑った。この場面でみんなの1日を明るくしてくれたよ」
「謝らないで。これは、あなたは人間だってこと」
「ベン、謝る必要なんてないですよ。あなたは人間だし、番組を見ている人も人間です。あなたも視聴者もどちらもすごく頑張っている」
「何度も見たけど、まだ笑える。BBCの中にも人間らしさが残っててよかった」
私たちも同じです。ただほとんどの人たちが生放送でうつらないだけ。私たちを元気付けてくれてありがとう!